題目:人生そのものを愛する
本文:ピリピ3:12〜14
日付:2021年12月19日
説教者:川谷真平牧師

クリスマス前の最後の主日礼拝です。2021年も後わずかです。今年は皆さんにとってどのような一年だったでしょうか?一年を振り返って考えてみましょう。

「私は、すでに得たのでもなく、すでに完全にされているのでもありません。ただ捕らえようとして、追求しているのです。そして、それを得るようにとキリスト・イエスが私を捕らえてくださったのです。」

パウロは目標を持って生きていました。パウロの目標は「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得る」ことです。パウロはその目標を目指して一心に走っていました。

目標を達成すること、それは嬉しいことであり、素晴らしいことです。しかし、何でもそうですが、目標を達成するには、そこに至るまでに、長くて辛くて苦しい道のりを歩まなければなりません。

「ただ捕らえようとして、追求しているのです」「ただ、この一事に励んでいます」とパウロは話しています。目標に至るまでの過程があります。パウロは今、自分はまだ道の途中にいると告白しています。

パウロは、もうすでにイエス・キリストによって救われた者です。しかし、そこがゴールではなく、自分にはやるべきことがあることを悟っていました。「兄弟たちよ。私は、自分はすでに捕らえたなどと考えてはいません。」

ですから、パウロは後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進みました。これがキリスト者の人生です。

目標に向かって走り続ける姿が美しいです。パウロは、目標に向かって主と共に歩む過程の尊さを私たちに教えています。

日々の悪霊との戦いの中で、時には負けてしまうこともあるでしょう。しかし、例え負けて倒れてしまっても、再び立ち上がって戦い続けることが大切です。神様は私たちの弱さをご存じです。私たちがもがき苦しみながらも、神の栄冠を得るために一生懸命頑張り続ける姿を、神様は慈しみ深く見守っておられます。アーメン。