題目:お着物にさわることでもできれば
本文:マルコ5:25〜34
日付:2021年7月25日
説教者:川谷真平牧師

本文は、一二年の間長血をわずらっていた一人の女性がイエス様によって癒される場面です。

「この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった」(マルコ5:26)

この女性は、長血を治してもらうために多くの医者のところへ行ったのでしょう。治療のためにはお金が必要です。彼女は自分の持ち物をすべて使い果たして医者に治療をお願いしましたが、結果は「何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった」です。

私たちは、長血を患っていたこの女性のような存在です。私たちの中に深刻な罪の病があり、その病から直りたいと願う心があります。治すために色々な努力をします。お金もたくさん費やすでしょう。

しかし、結果はどうでしょうか?「治らなかった」むしろ「かえって悪くなる一方だった」ではないでしょうか。このことを私たちは真剣に自問自答する必要があります。

彼女はイエス様のことを耳にし、群衆の中に紛れ込み、後ろからイエス様の着物に触りました。「お着物にさわることでもできれば、きっと直る」と考えたからです。すると、願い通り、彼女の長血が癒されました。

「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです」とイエス様は仰りました。「治りたい」と願う切なる心、「お着物にさわることでもできれば」という貧しい心、そして何より「イエス様なら治してくださる」と強く信じた信仰が、彼女の病を直しました。

この女性の信仰に倣い、イエス様の御前に出ていきましょう。主は、彼女の信仰と勇気を認めてくださりました。「うしろから」でも構いません。主は、皆さんの心を全てご存知です。愛の主に感謝します。アーメン。